「日本の人事制度は崩壊している?!」西野さんの指摘に鳥肌が立った私。

はたらくこと

こんにちは^^花子です。

いつもご覧になっていただき、ありがとうございます♪

私花子、先日キングコング西野さんのコメントにハッとさせられました。日本の人事制度は崩壊している?!と少し辛辣なタイトルをつけてしまいましたが、まさに私が経験したのはこの流れだったのではないか!!?と、感じてしまったんです。

「日本の人事制度は崩壊している?」それはどうゆうことか。

そしてこれからの管理職、リーダーはどうしていかなければならないのか。

どう自分を持たなければいけないのか。

そんなことを花子の目線でお喋りしていけたらなあ〜なんて思います。

あの有名な「えんぴつ町のプペル」の作者であってお笑いキングコングの西野さん、事業家として大変尊敬していて、たまに動画なんかで学ばせてもらっています。そんな中である日視聴者の方からこんな質問が届いてたんです。

「上司がクズすぎて、なんでついていかないといけないのか分かりません」

こんな質問でした。

なんか普通に考えると質問者さん、甘えているよ!とか、そんなピリ辛な回答が飛んで来そうなものなのだけれど。その後の西野さん解説に合点がいきすぎてしまって、しかも誰も傷つけない回答に感動してしまって、思わず花子の腕には鳥肌が立ってしまったの。

そんな「考えさせられる回答」について、今日はお話ししていきたいし、みんなにも是非一緒に考えて欲しい。

まず西野さんがいっていた回答、それは

「あのね、これね、社会問題でもあるんだけど日本って人事制度が崩壊しているのよ」

ん?どうゆうこと?できない上司に問題があるんじゃないの?

私もそう思ったくらいなので、きっと皆さんもそう感じたんではないかな?

でも違うらしい。どういうことでしょうか^^

「その上司は無能なんかではなくて、有能なの」

ん?

「もっと具体的にいうと、”有能だった”の」

はあ。

「もともといたポジションで有能だったから昇格されたんですよ。例えば営業なら、たくさん数字をあげた販売上手な人だった。だから、マネージャーに昇格する、とかね。でも人って完璧じゃないから。営業で数字を上げられる人が全員マネジメントができるとは限らない。中には営業は天職だったけど、管理は全然ダメ、みたいな人もいる。そうするとそこでは評価されないから、その先昇格はしないよね。つまり、ずっとそこポジションに居続けることになるのよ。そして気づけば無能って言われてしまう。」

耳の痛い話ですが、私がこの西野さんが仰る上司像そのものだったのではないか・・。いや、確実にそうだ!と納得がいってしまいました。

私は人と話すのが大好きで、接客や営業は全く疲れないし、呼吸をするようにお客様と会話ができる。苦ではないどころか本当に仕事が楽しかった。ありがたいことにその功績を評価していただき、マネージメントの立場についたのだが、そこでの業務は得意な接客や営業からは完全に切り離されたものでした。事業戦略を立てることが日課となり、吐きそうなほど苦手な数字と常に向き合う毎日。少しP Cを立ち上げただけでもなんだか頭が痛くなってくる。

そんな苦手の中で作ったプレゼンなわけだから、当然自信もない。詰められる。なんだか日に日に無能になっていく。花子はそんな気さえしていたのです。

そのうち、それがストレスになり、積み重なりすぎて体調を崩してしまったんだけれど、今思えばこの西野さんが言っていることが私の中で起こっていたのかもしれない。

私は西野さんのいう、無能な上司だったのではないか・・!?

そう思ったけど嫌な気はしなかった。なぜなら

「有能だから、昇格した。だけど次のポジションでは無能だった」

この前置きがあったから。

実際全てが完璧な人なんて本当に一握りで、出っ張っているところがあると、引っ込んでいるところも当然もある。

「多様性の時代」云々の前に、これが人間のあたり前に持つ個性なのだけれど、どうも組織ではそれが難しいらしい。

もちろん有能な人を昇格させるのはめちゃくちゃ良いことだし、結果を出しているのに出世できない方が本人としては納得がいかない。だから「組織の在り方」として間違ってはいないと思うんだけど、管理する側は、せめて、せめて、昇格させる時には「適性」を見極めてあげて欲しいなって。

「苦手を伸ばす」って、得意を伸ばすことの10倍くらい労力がかかる代わりに、それでやっと人並みなんだもん。かけた労力とリターンが釣り合ってないよ〜。

と、花子は思ってしまうの。

会社が任せたいポジションの前に、本人がどこに強みがあるのか、そこに合わせた人事配置をしなければこの相談者さんのように組織の枝葉である末端から不満が出てしまう。末端が機能しなくなると、組織は崩壊に走る。そんな悪循環が起きてしまう前に、組織をつくる側は見直す必要があるよねって。

じゃあ、あなたはどうする?

外の世界は目まぐるしい変化を遂げている中で、私たちは変化のない会社の人事制度に人生を委ねていいのだろうか。自分で自分の価値がわからないからこそ、社会のレールに乗る以外の選択肢が見つからないかもしれない。

でもそこにあるのは、紛れもなく組織の中の「自分の人生」なの。

会社のせいになんてしていられないの。会社におんぶや抱っこではなく、自分で自分の人生を取りに行く必要がある。

だから私たちが組織を生きる上でできることは「適性をアピールすること」なのかもしれない。

自分は何が得意で何が苦手でどこなら最大のパフォーマンスが取れるのか、そこを理解して伝えられる人が増えていって欲しいって、花子はこの話を聞いて思った。

自分が主体性を持って動けば、きっとそこには自分だけの人生のレールが敷かれる。

自分の人生に責任を持って、自分らしく歩んでいけるんじゃないのかな。

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