人間関係、恋愛、仕事。 「器」さえ変われば、すべてが上手くいく。

こころのこと

こんばんは。花子です。

いきなりですが、質問です!

皆さんは普段どんな「器」の中で
生きていると思いますか?

いきなり「器」と言っても何のこっちゃ!
となってしまいますよね🤭

でも実はみんな、
自分で作り上げた無意識の「器」の中
で生活をしてるんです。

その器は自分でも確認が難しく、
そのくせに人生に1番影響を及ぼすものだから
とても厄介。😭

そしてこの「器」を自分で認識できていると、いないとでは、生き方に大きく違いがでてきます。

今日は人生を生きる上で大切な
この「器」について、
そして「器」を外すことで世界がどう変わるのか
というお話ししていきたいと思います。

少しだけ自分の中にある「器」
を再確認する時間になると嬉しいです。

「器」が違うだけで別世界を生きる2人の社長さんのお話。

あるところに、2人の社長がいました。

1人目のA社長は、
いつも朝から晩まで働きっぱなし。
全て自分でやらなければ不安で気が済まない性格。収入は高いけれど、時間はなかなか捻出できず、さらにはいつも不安でイライラカリカリしていて落ち着きません。
そして、なぜか辞めていく社員。
また、増える仕事。

とにかく多忙で自分を休める暇もない
過酷な労働禍に置かれ、必死に働くA社長。
ふとした瞬間に
「はぁ〜」とため息をついてしまいます。

(自分はこんなに忙しくするために、社長になったのだろうか…)とふと考えてしまいました。

2人目のB社長は、
朝起きたらまずメールのチェック。
そのあとのんびりコーヒーを飲みにカフェに行きます。そして何人かの社員と電話で談笑したあと、また好きなランチを食べに行きます。
そしてまた部下から連絡をもらい、何度かやり取りをしたら今日は仕事が終わりです。

ニコニコして1日が終わっちゃいました。
(今日も楽しい1日だったな〜)
これが社長Bの1日の感想です。

2人とも会社の規模、売り上げはほぼ同じ。
だけど労働環境や日々味わっている感情は全く違います。

さて、この2人の違いはなんでしょうか?

そうです。
これが社長それぞれが持っている
無意識の「器」の違いでした。

A社長は、
「人は信用できない」
という器の中で生きていました。

それに対して、B社長は
「人はみんな信用できる」
という器での中で生きています。

すると、どうなるか?

A社長の「信用できない」という器。
新たに社員を採用したとしても、
彼の会社では、どんな人も「信用できない」器の中で仕事をすることになります。

そうすると、優秀な社員を雇ったとしても
「大事なデータが奪われてしまうのではないか?」と疑心暗鬼になり、疑いの目で接するようになる社長。
もちろんありもしない疑いをかけられる社員は、
嫌な気持ちになり、辞めていきます。

では、コツコツと真面目な社員を雇ったときはどうでしょう。
「真面目すぎて、要領の悪いミスをするのではないか?」とまた疑いの目を向けてしまいます。
信頼されてない、と悲しい気持ちになった社員はまた辞めて行ってしまいました。

特定の「器」がある限り、そこに入った人が誰であろうと、起こる結果は一緒になってしまったようです。

では、B社長の場合。

「できるかできないかは置いておいて、とりあえず思った通りにやってごらん。」
これが社長の口癖です。なぜこんな口癖が出るかというと、「誰でも皆本当は優秀だ」と信用している「器」があるからでした。

この会社で働く人はみんなイキイキとしています。

社員は社長から
信頼されている!認められている!
この思いが嬉しくて、たとえ少し間違えたとしても自分で修正して、成長していきます。
そしてその成長を社長は自分のことのように喜んで褒めていました。

すると、さらに社員はみるみる成長し
気付けば全て任せられる状態にまでなっていました。

社長を慕って、社長のために!
と頑張る社員、そしてそれを100%で褒める社長。

良い循環の中で気付けば社長は
社員とのコミュニケーション以外の仕事はなくなって、充実した日々を生きています。

はじまりが同じ環境だったとしても
自分の持っている「器」によって
その先に味わう感情や人間関係、その他のいろいろな出来事が変わっていきます。

特定の器があると起こる現象は繰り返す。

たとえば、何度新しい恋人ができても、
なぜか毎回同じ別れ方をしてしまう人がいたとします。

その人の中には「異性は怖い」もしくは「本音で話すと嫌われる」という器、はたまた「付き合った人は浮気をする」という疑いの器があるのかもしれません。

どちらにしても、
器の正体に気づかない限り
同じ現象が起き続けてしまうのです。

人間関係においても、
「信用できない」が前提の器にあると
うまくいかないということも社長の例で分かっていただけたかと思います。

周囲の出来事は、周りが作るのではなく
自分の無意識にある「器」が作っているとしたら
あなたにはどんな器がありそうでしょうか?

「器」を外すとどうなるのか

今あなたの中にある不要な「器」が外れたところを想像してみてください。

ちなみに私はずっと、「社会は怖い」という器の中で生きてきました。「いつ誰が怒り出すか分からない」という狭い世界で生きていたため、怒られないように、と頑張りすぎなくらい必死に仕事をして生きていました。

その「器」が存在していたことにすら
ずっと気づいていなかったので苦しい思いもしました。

いまはカウンセリングでその器に気づき、外すことができたので、本音を言うのも仕事をするのも、別世界のように楽になりました。

もし今あなたの世界で「生きにくい」と感じてしまう部分があるとしたら、どこかに何かしらの「器」が隠れているのかもしれません。

気付けば外すこともできる。

まずは、普段の自分の行動を振り返って
こんな「器」で生きてるかも?

と思い当たるものを
いくつか挙げてみてください。
そしてその「器」は何がきっかけでできたのか、
そのきっかけは、今でも必要な記憶なのか?


一つ一つ紐解いてみるといいかもしれません。

紐解いて、しっかり手放せると
行動も思考もびっくりするくらいに変わってきます。

長い人生です。
これからのために是非一度、
今までを振り返って、考えてみてください。

なりたい自分になるためには
自分にどんな前提があるか 
を知ることからきっと始まります😊








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