こんにちは花子です。^^
今日はマネジメントについてお話ししたいと思います。
花子が思う、部下を育てる上で大切にしたいこと。
それは「いかに部下の顔色を良くするできるか」です。
これは私の経験上、めちゃくちゃ重要だと思っているので、今日は具体的にお話ししますね!
花子は以前働いていた会社で、事業責任者という立場から何人か後輩を見ていました。ある日、入社した子は歳は上だけど、社会人経験がほとんどなく、ほぼ新卒のような方でした。でもとても明るい良い子で、やる気もある。私もみんなも期待をしていました。
でも、一つ困ったところが。
毎回、同じミスをしてしまう。
メールを送る前に確認しない、誤送信をする。
ダブルチェックをしなくなると発生してしまうこのミスに、最初は優しく教えていた花子も少しずつイライラしてしまいます。
そしてある日、言ってしまった。
「ここ、前回も前々回も同じこと伝えたはずだけど、なんで直っていないんだろう?なんで確認できないの?なんで同じことを何度も言うことになるの?」
やってしまったんです。なんでなんで攻撃。笑
この問い詰められ方、本当に好きじゃなかった。だから絶対に後輩にはやらない!と心に決めたはずなのに・・。
案の定、次の日からの後輩の顔色は土のように黒くなってしまいました。
その時、花子は思いました!後輩よ、本当にごめん!と。
おそらくこの場面使った「なんで?」は、「どうして?」という原因を探求していくニュアンスではなく、「なんであなたはできないの?」という人格否定に近いニュアンスで本人に届いてしまっていたんだと思います。
顔色が悪く、モチベーションの下がった状態でいい仕事なんて出来るわけがありません。
私はその時、深く反省しました。
と同時に思ったんです。
「上司は部下の顔色を良くすることが仕事だ」と。
いい気持で仕事をしてもらうことが私の仕事なのだから、一時的な感情で言葉を発するのは間違いだった・・と。
では、どうやったら本人の心にうまく届いたのか。自らの行動を自主的に省みることができたのか。
その後いろいろと学んで知ったことは、
内省には「なんで?」ではなく「どうして?」という言葉を使うということでした。
「なんで?」を使うと、どうしても攻撃的な印象を与えてしまい、相手の頭の中には怒られる(否定される)ことを回避するためのワード、つまり「言い訳」が浮かんでしまう。
対して
「どうして?」は、聞いている側の疑問感が伝わりやすく、原因追求に結びつきやすい言葉のチョイスです。おのずと本人の頭の中では「何が原因だったんだろう」という内省が広がっていきます。
英語にするとどちらも「Why?」なのに、日本語って不思議ですよね。
私は、あなたのことは責めていない。なぜそうなってしまったのか原因を一緒に追求していこう。
心理的安全性を担保された状態で寄り添いながら対話をすると、本人が足りていない部分に気付き、さらに内省から導き出された答えは、指示をされるよりも自発的な行動に向かいやすくなります。
私は「なんで?事件」以降、接し方を変え、この対話を意識しながら本人自らが気づき、行動をするたびに、もんのすごく褒めるようになりました。
それはそれはオーバーに。笑
すると人が変わったように、ほんっとうにイキイキと働いてくれるようになったんです!!
そうするとお察しの通り、自ら行動してくれるようになると私までとっても楽♪
イライラすることも減り、私は自分の仕事に集中できる。そんな環境を少しづつ手に入れることができました。
人はみんな未熟です。
でも同じ人間でも、その見えない先にある本人の才能を活かすか殺すかは、上司のあなた次第。
マネジメントをする立場になった時、参考にしてもらえると嬉しいです^^