私にとってのシェアハウス。
それは「完璧じゃない自分も受け入れてくれる場所」
そんな話を今日はしたいと思います。
私にとって、シェアハウスは人間形成の原点とも言えます。
それは何故か。
私の枠を取り去ってくれたからに他なりません。
私は元々、長女気人に弱みを見せられない性格。
どんなに辛いことがあっても
大抵のことは笑顔で乗り切ってきました。
私や友人が私に対して持っているイメージは
・明るい
・いつでも笑顔
・いつでも元気
なんだろう、と。
そして「そうあらなくてはいけない」と勝手に思い込んでおりました。
いつでも明るく元気な花子が、皆の求める花子だと信じていたのです。。
でもやっぱり
そんな花子も落ち込むことはあります。
頑張ってたって元気が出ない日もあります。
そんなふうに花子が落ち込んでたら、
皆に元気をあげられない、
そんな状態じゃ皆にあっても迷惑をかけてしまう。。
と人に打ち明けることが出来ませんでした。
シェアハウスに住んでまだ間もない頃、
私は辛いことや悲しいことがあると部屋から一歩も出ず、
いつも皆といるリビングには顔を出しませんでした。
すると友人はやはり心配をしてくれます。
でも、「困らせたらあかん!」となかなか相談出来ず・・
「大丈夫だよ!!!」と明るく振舞うだけ。
辛い部分をさらけ出せないことで、
精神的にはどんどん闇に落ちていく一方・・
そんな中、とある日、
本当に元気の無い私に友人が声をかけてくれました。
「何かあったらいつでも話聞くで。花子はいつも相談とかしないけど私たちは花子に頼って貰えると嬉しいのヨ⭐︎」
そのとき私の枠が外れました。
私の中では
「相談をする」→「迷惑をかける」
が
友人からすると
「相談をされる」→「頼ってもらえている」
私の中では
「弱みを見せる」→「かっこ悪いこと」
が友人からすると
「弱みを見せる」→「ひとつ距離が近くなった」
だったのです。
ずっと周りに迷惑をかけまいと明るく振舞ってきた私にとっては
あまりの衝撃でした。
でも、冷静に考えると友達から頼りにしてもらえたら
そりゃ嬉しいですよね^^
人は自分の弱いところをさらけ出すことで、
自分の弱いところ自分自身でも認められるようになる。
そんなことを初めて経験したのがシェアハウスでした。
弱い部分を認識した分、また1つ強くなれます。
悪いことも、ダサいことも、ゲスいことも笑
これから書いていく記事では私が心の安全を感じることのできた
シェアハウスという空間の中でシェアしてきた日常の悩みを
みなさんにもシェアしていきたいと思います。
「心理的安全」が保たれている環境があれば安心してのびのびと働くことができるように
プライベートでも、「どんな自分でもさらけ出せる場所」って大切なことですよね。
安心してのびのびと生きていくための弱い自分を受け入れてくれる場所がここだと思って
皆の心にも安心が訪れますように。
花