結婚に焦っていた、20代後半の花子の話。

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20代後半。

花子は結婚に焦っていました。当時の花子の心境、そして30代になって一気に変わった結婚に対する想い。

同じアラサー女子なら誰でも通るこの「結婚」というライフステージに、花子がどうもがいて戦ってきたのか、そのストーリーをよかったら覗いてくださいな^^

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もうこれいっそ、条件さえ良ければ誰でも良いんじゃないか?

結婚できればなんだって…誰だって…

次から次へと結婚をし家庭を作る周りを見るたびに、どんどんと下がっていく花子の結婚のハードル。

20代前半の頃はいつか現れるはずの王子様をイメージしてワクワクしてたっけ。

でもそれがいつからか夢物語の一部となり、現実で出会う人にはトキメキを感じられなくなっちゃった。

世間一般に理想とされる「いい人」を探そう!と腹を括ってもマッチングアプリで会う「普通でいい人そうな人」「結婚に向いてそうな人」にはどうしても心を揺さぶられない。

また会いたいと思えない。

なぜまた会いたいと思えないのだ!

私は結婚不適合者なのか?!

そんなワードが頭に飛び交うほど、自分でも自分のことがよく分からなくなっていって、もはや自分をどう扱ったらいいのかも分からない。

そんな20代は、振り返ると恋愛においては自分で自分を苦しめていたようにも思います。

20代当時の花子の「婚活」に対する気持ちは、日々上下する不安定な株価のよう。

自分のやりたいことを見つけて没頭したい。結婚はまだまだ先でいいのかもしれない。

そう思う日もあれば、

仲の良い友人からの結婚報告、そして出産。

結婚式ではスピーチを頼まれ「幸せ」に触れれば触れるほど、私もこうなる「べき」なのだからと、自分を奮い立たせる日もあって、婚活への意識はとても不安定でした。

とりあえず結婚相談所に登録したものの、誰にも会わずに入会金だけ払って退会したこともある。

もう、ほんとに不安定。笑

一般的な「理想の結婚相手」を追い求めてはどんどん疲弊していく心。自分以外の意見やステージ流されて婚活に励んでは、また自分を見失う。

そんなことの繰り返しをしていた当時の花子は、そんな状態からダメンズに引き寄せては、たくさん失敗もしてきました。(この話はまたどこかで笑)

ただ、そんな花子も30代になって考え方がガラッと変わります。

空回りしながら頑張り続けている自分、うまくいかない自分を責め続けているこの状況、幸せに向かっているはずの今は、果たして幸せなのだろうか??

そう自分に問いかけてみたのです。

すると

「自分が好きに生きればいいじゃない!」

心の奥からそんな声が聞こえた気がしました。

結婚したければすればいいし、したいと思う人がいなければ1人で人生を楽しむのもまた良い。

そう思えた瞬間から、肩の力がフッと抜けて視界がクリアになっていったのです。

仕事を頑張りたければ、頑張れば良いし、

好きな人が現れたらそこで結婚したら良い。

誰の期待に応えるでもなく、自分の期待にだけただ応えればいい。

ずっと自分以外の常識に振り回されていた花子は、30代になって初めて「本当の自分がしたいこと」と向き合えるようになっていきました。

そうしたときに、あそこまで執着していた「結婚」という文字が一気に薄れて、自分が今どう生きたいのか?に焦点を当てられるようになった。

そして今、やりたいことをしながら幸せに生きられています。

アラサーOLの生きる道、

そして必ず通る「婚活」。

女子特有のライフイベントに振り回されずに、胸に手を当てて本当の自分の声を聞いてあげられるときっと心は安心できるはず。

アラサー女子よ、焦りなさるな。

自分の人生の舵は、自分だけが握っているのだから。

本当の幸せを見つけれる人が増えてくれたら、花子はとっても嬉しいです。

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