良い人間関係にはなぜ、「自分を大切にする心」が欠かせないのか?

こころのこと


今日は【人間関係を楽にする方法】を私の経験談を交えてお話したいと思います。

なぜか自分だけが我慢をして人間関係がうまくいかない・・

いつも損な役回りばかり押し付けられて苦しい・・

そう悩んでいた当時の私の打開策を、読者の皆さんにもシェアできたら嬉しいです。

私の社会人1社目(新卒から6年間)の会社は、
人間関係のストレスがほとんどなく「人間関係の悩みって何?美味しいの?」

というくらいに恵まれていました。

世の中思いやりに溢れていて優しい人ばかりなのだと、そう思っていたんですね。

しかし!皆様お分かりの通り、現実はそう甘くない。

その後、転職して初めて私はその【人間関係の壁】というものにぶち当たります。

そこには、
・言い方のキツい上司
・人の心を弄ぶ、モラハラ気味な先輩
・嫌味を定期的に言ってくるお局様

とまあ、いろいろなタイプの方々がおられます。

入社当時、そんな人間関係が初めてだった私は
この状況にパニックになりました。とても悩みました。

そして、

この状況を打破したい!!!と、色々考えます。

その結果、花子は
「良い子になる」と、決めたのです。

・無理なお願いも笑顔で聞く。
・嫌味を言われても怒らない。
・とにかく自分が我慢する。
・私なんて〜、と遠慮する。

これらを日々繰り返します。

自分の気持ちを殺して、
言われるがまま、ニコニコし、
周りから悪く思われないように、
嫌な態度を出さず、何を言われてもぐっとこらえていました。

そうすれば、
きっと誰かが頑張りを認めてくれて、優しくしてくれる!
そう信じ切っていたのです。

でも現実は逆。
当時、【自尊心】というものが低かった私はそれなりの扱いを受け続けることとなりました。

頑張れど頑張れど、現実は変わらないまま、自分の気持ちを殺している分、苦しくなるばかり。

なぜか、いつも不安。常に恐怖を感じながら生きていました。

悩んだ挙げ句、花子が思ったのはそう、
「京都に行こう!!!」

ならぬ
「本を読もう!!!」

でした。笑

本屋で片っ端から気になる本を物色し、読み漁ったんです。

その中で私の人間関係を大きく変えてくれた2冊に出会います。

・神様とのおしゃべり
そして
・嫌われる勇気

この本がきっかけで私は自分の行いを大きく見直すことに。

これらの本には今まで私が信じてやってきたことと真逆のことが記されていて、目からは鱗が止まりませんでした。

その本の内容の中でも特に私に刺さった内容が

①神様とのおしゃべり
目の前の現実は自分が作り出している、ということ。

そして
②嫌われる勇気
他人の課題と自分の課題は切り分ける必要があること。(課題の分離)

でした。

①目の前の現実は自分が作り出している、ということ。

これに対して始め、どうしても納得がいきませんでした。
なぜってこの現実を私が作っているなんてことを簡単には認めたくなかったのです。

「なんでこんなに頑張っているのに、この環境が私のせいなの?」

と当時の私は頭が混乱します。

しかし、読み進めていくと、
「自分が自分に対して持っているイメージと同じ接し方を周りもする」
ということがわかってきました。

つまり、
何でも笑顔で受け入れる、NOとは言わない。
(嫌な部分を見せたくなたい)

ということは、周りからすると
「そうしてもいい」と受け取られてしまう、ということ。

嫌と言わない自分の気持ちを大切にしない人

周りからも大切にしなくてもいい

という存在になるのです。

目の前の状況は、自分が自分を大切にしていない結果が
作り出していたのだ、ということに気づいた瞬間、とても衝撃が走りました。

そして二つ目の
②課題の切り分け

これは、
自分が言いたいことをいう、やるべき事をやる
→これが私の課題

それに対して相手がどう思い、どう行動をするのか、→相手の課題

というふうに、「相手と自分の課題をしっかり切り分ける」ということを言っています。

つまり、自分は責任を持って言いたいことを言うし、行う。
それに対してどう思うか、どう行動するのか、は相手の課題である、
ということです。

そしてそれらはしっかり切り離さなければ
自分らしい幸せな人生は歩めない、というものでした。

今までの私は
これを言ったら○○と思われちゃうかな?

言いたいことを言うと、嫌な気持ちにさせるかな?

など、相手がどう出るか、どう思うか?
だけを考えて行動していました。

つまり
自分の気持ちは無視して、
相手の期待に答える生き方を選んでいたのです。

そうすると、どうなるか?


相手の期待に答えてるつもりでも相手が良い反応をしてくれなかったとき
→自分が我慢したのに、
なぜ、期待どおりに動いたのに見返りがないんだーー!
と腹が立ちます。

そう、勝手に期待に沿う生き方を選んだのは自分なのに。

とまあ、自分の問題点がポコポコと浮上したんですね。

それからというもの、自分の感情を大切にし、思ったことは言うようになりました。

嫌なものは嫌と。

そして言うことは言いつつも、相手に対しての思いやりや尊重の心は忘れないようにと心掛けていきました。

これらの2つを意識することで


するするーっと
あのしんどかった人間関係が嘘のように楽になっていったんです。

あれ?
自分を大切に扱うだけでこんなにも変わるんだ。

現実が変わったことで、
また衝撃を受け、
「自分が自分の世界を作っている」
ということに納得せざるを得ませんでした。


そんなわけで、
同じような悩みを持った人には
是非考えていただきたいのです。

自分は自分をどう扱っているのか?

全てはここから始まります。

今以前の私のように、
意地悪な人から目をつけられて
人間関係に悩んでいる・・

という方はまず

自分の気持ちを大切にする
そして
相手を思いやりながらしっかり伝えてみる

これができてくると状況は少しずつ楽になっていくと思います。
自分に蓋をして我慢しなければいけないなんて状況、本来あるはずがないのです!

自分を大切にすることで、世の働く女性がハッピーでいられますように♪

それでは^^

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